SKILについて

ご挨拶

半導体分野が過去60年以上に亘って培ってきた知識や技術を、他の分野に応用して、新しいビジネスの展開を模索しようという趣旨で、2004年にスタートしたSKILの活動も、11年が経過しました。この間、三つの部会が各部会の方針に従って、それぞれ3~5項目のテーマを設定して研究活動を展開するとともに、三つの部会の代表者が集まって、各部会の活動報告と討論を行う合同研究会、および、外部に対するSKILからの発信と、外部からの情報、ご意見を頂く場としてのフォーラムを、3ヶ月に一回程度開催してきました。
これらの研究会およびフォーラムでは、毎回2、3名の講師の方をご招待して、半導体の世界では聞くことが難しいと思われる、非常に多岐にわたる分野の講話をして頂いています。これらの講話は、エネルギー、生命科学、医療、化粧、教育、現代アート等々、人間生活が関係するあらゆる分野に亘っており、SKILの会員にとってはまさに新鮮な驚きの連続であった、と言っても過言ではないでしょう。
 このように、研究会やフォーラムの参加者は、この11年間、多岐にわたる他分野の知識に触れることができ、また、参加者間の議論を通じていろいろと触発されることが多々あったと思われます。ただ、SKILの究極のねらいである新しいビジネスへの展開の模索という意味では、まだ顕著な成果は得られていません。勿論、このような新しいビジネスへの展開につながる様なアイディアは、簡単に出てくるものではなく、また仮に出てきたとしても、互いにコンペティターである産業界からの参加者は、実用化の目途がつくまでは公開しないというのは、ある程度やむを得ないことだと思います。
 しかしながら、最近の新製品、新技術の創出は、狭い範囲の技術だけでは難しく、広い範囲に亘る技術の融合が必須となっており、この傾向は今後ますます顕著になってくるでしょう。従って、新しい技術の創出、新しいビジネスの展開を模索しようとすれば、多少のリスクは覚悟のうえで、オープンな議論、オープンな協業が不可欠だと考えられます。
今度、SKILでの議論がコンペティターの壁を乗り越えて、新しい技術の展開、新しい産業分野への発展のきっかけを生み出すことを強く期待しています。また、その為には、できるだけ広い範囲の分野からの情報やコメントが重要になりますので、分野を問わず、多くの方々のSKILへのご参加を望んでいます。

科学知総合研究所 理事長
hiroshi onoda

組織

理事長 hiroshi onoda/技術コンサルタント
Hiroshi Onoda/Engineering Consultant
副理事長 大場隆之 大場 隆之/東京工業大学
Takayuki Ohba/Tokyo Institute of Technology
財満鎭明 財満 鎭明/名古屋大学
Shigeaki Zaima/Nagoya University
理事 中島幸一 中島 幸一/Cubic Micro株式会社
Koichi Nakajima/Cubic Micro KK
南 眞嗣 南 眞嗣/フェニテック
セミコンダクター株式会社
Shinji Minami/Phenitec Semiconductor Corp.
町田英明 町田 英明/気相成長株式会社
Hideaki Machida/Gas-Phase Growth
財満鎭明 荒井 一尚/東京工業大学
Kazunao Arai/Tokyo Institute of Technology
益 一哉 益 一哉/東京工業大学
Kazuya Masua/Tokyo Institute of Technology
森田瑞穂 森田 瑞穂/大阪大学
Mizuho Morita/Osaka University
近藤英一 近藤 英一/山梨大学
Eichi Kondoh/Yamanashi University
財満鎭明 柴田 直哉/東京大学
Naoya Shibata/Tokyo University
近藤英一 杉山 正和/東京大学
Eichi Sugiyama/Tokyo University
財満鎭明 伊藤 博之/東京工業大学
Hiroyuki Itoh/Tokyo Institute of Technology
監事 小宮啓義 鈴木 浩助/大日本印刷株式会社
Kosuke Suzuki/Dai Nippon Printing Co., Ltd.
前理事長 小宮啓義 小宮 啓義/半導体スペシャリスト
Takayoshi Komiya/Semiconductor Specialist
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