部会案内

SKILの活動のメインは3つの部会活動です。各部会には共通の関心をもつ会員が集まっており、定期的に勉強・情報収集活動や議論を行っています。新しいオリジナルな研究テーマを発掘し、具体的な研究活動に導いています。さらに、活動を報告して互いに助言しあいます。会員が自分の興味ある課題を勉強したり、研究テーマにすることもできます。講師を招いての勉強会(合同研究会)の主催も行っています。

笑える部会

部会リーダー : 近藤英一/山梨大学

笑いを科学で解明する

笑いの原理を紐解き、社会の役に立つデバイスづくりを実現させる。

笑いが世界を救う?

安全に楽しく暮らせる社会は、笑いのある社会ということではないでしょうか。長寿・健康と笑いが深く関係していることは良く知られています。笑いを生み出していく技術について考える部会が「笑える部会」です。
笑いは人間が作りあうものです。たとえば誰かと一緒にいると笑いはいっそう増えるのです。コミュニケーションを円滑するユビキタス技術を提供するのが1つの切り口です。ニヤリ系・知能系の笑いを作る技術です。
もうひとつは、刺激系の笑いです。静かで温かく心地よいだけでは寝てしまうだけで笑いはおきません。笑いのある社会とは「快適」ではなく「快楽」のある社会ではないでしょうか。ワハハ系・刺激系の笑いをつくる技術を提供するのがもう1つの切り口です。
いまはハード系が中心ですが、ソフト系・文科系の部会員も大歓迎です。一緒に笑いについて考えてみませんか?

研究テーマ

【超臨界温泉開発】 笑える部会でいろいろと議論してたところ、温泉は「快楽装置」ではないかという意見がでました。ふつうは回復や癒し、あるいはレジャーや療養の「場」としてとらえられています。でも、熱さのもたらす刺激、有効成分のつくる刺激などのさまざまな刺激が「快楽」をもたらし、それが健康に結びつくのではないかというのです。ところで、いま多数の温泉がありますがその多くは源泉のお湯を循環・再加熱しているものです。そこで、ホンモノの人工源泉を提供する技術をつくろうと、超臨界温泉を研究することになりました。

【快楽マネージメント機器】 快楽を生む機器とはなにか?を考えています。それには人間と機器の関係をみつめることが大切です。オーディオ機器、自転車、電車、製鉄、、なぜ人間はそのような技術を欲しているのかを考えることで、快楽を生む機器を創造しようとしています。また、快楽を測る技術についても研究しています。

【笑えるロボット】 笑いをもたらすロボットといってもコンテンツは人間がつくるものです。笑いは、人間同士でつくるものだからです。ロボットは笑いをつくる手助け(触媒)であるのです。人間に似すぎていていけません。そんなコンセプトのロボットを開発します。
そのほかにも、マイクロ波活用技術、遺伝子レベルでの笑いの考察なども行っています。
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快適な生活部会

部会リーダー : 大場隆之/東京工業大学

快適な日常を科学する

我々の周りにある様々な経験的な現象を科学的に統計し、快適な生活の創生と支援を実現する。

科学が生活に与える恩恵とは?

快適な社会で快適に生活するというのは、具体的にどういうことでしょうか。
人の幸福感にも似た非常に感覚的なテーマではありますが、安心や安全をキーワードに、日々の営みから始まり人間の一生が対象であり、快適社会は、自分が位置する家庭、産業、医療、文化、人類、自然といった複合的な環境の調和から得られます。しかしながら、取り扱う間口があまりにも広範囲であるため、これまで多種多様な分野でそれぞれの活動が行なわれる一方で、それらの成果が私たち一人一人には行き渡りにくい問題がありました。
快適な生活部会では、我々の周りにある様々な経験的な現象を科学的に検討し、私たちが直接手にすることができる快適な生活の創生と支援を目的としております。

研究テーマ

【農業の研究】 快適な生活という切り口で農業を捉えると、少々変わった見方ができると思います。つまり、農業自体の生産性、農産物の品質、流通といった経済の観点は当然ですが、農村の癒し効果、農作業の健康効果、高齢者と若者が共存できるコミュニティーとしての農村或いは新しいコミュニティーの在り方なども研究します。研究の成果は未来社会に必要なイネ工場研究プロジェクトとして結実しています。

【長寿地域の研究】 沖縄、コーカサス地方など世界的な長寿地域の秘密を解明。長寿を創る食事、環境、生活習慣を探求し、日常生活に長寿の環境を創出します。

【家事の研究】 家事からの解放は、誰もが希求することです。確かに家電は年々便利になり、最近では御掃除ロボットまで開発されました。しかし、人間が本質的に家事から解放されるのは何時でしょうか?ソフト・ハードの両面から家事の改革を 研究します。 【香りの研究】 香水、アロマテラピー、不快臭の無臭化等々香りにまつわる様々な商品が提案されています。しかし、官能的評価基準からなかなか抜け出せていないのが現状でしょう。
この香りの研究では、最新のバイオセンサー技術を駆使し、再現性の高い結果が保証できる、香りの提案を目指します。
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地球共生部会

部会リーダー : 町田英明/気相成長株式会社

地球と共に歩むための科学

人・家庭・学校教育・企業活動の環境問題に迫り、テクノロジーを媒介した地球共生を模索。

地球と共に生きる

人類は地球上で最も大量生産・大量消費を行なう生命体です。かつて地球上で栄えた種は、いずれも絶滅の路を辿ってきました。恐竜はたった一つの隕石で絶滅し、この他多くの種はわずかな地球規模の気象変動で絶滅したと考えられています。人類は地球が持つエネルギーを利用することで今日の社会を築き、爆発的な人口増加と共に経済活動に石油やガス、また化学物質の生成に膨大なエネルギーが利用され、地球温暖化、オゾン層破壊、有害物質など地球生命システム全体に及ぶ副作用が広く知られはじめました。このため、エネルギー、環境破壊に対し国家的、世界的規模の対策が始まっています。
しかし、個人レベルの理解の浸透には時間がかかり、人類がこの問題を自覚できる支援活動が求られています。

研究テーマ

【希少金属のリサイクル】 高価で貴重な希少金属を、効率的にリサイクルするにはどうすればよいのかを研究しています。
希少金属資源の乏しい日本において、今後ますます重要になってくる技術といえるでしょう。

【廃棄物情報ネットワーク】 異業種交流ならず異業種廃棄物交流なるものを造る。

【新機能服飾】 災害時やスポーツなど極限環境状態に対応できる繊維や機能を備えた衣服・道具の開発。
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